新春の絵本十二支のおはなし

最近大人気のねこ なぜ、ねずみをおっかけるのか?
内田麟太郎・文 山本 孝・絵

十二ばんまで、一年かんずつ その年のたいしょうに してあげようとかみさまから声かけがあった。それからねこやうさぎ、うしとら、うま、ひつじ、とらなどはじゅんびをした。

ねずみは、かしこく、うしのあたまにのり、みんながうごきだすまえに、うしとよみちをあるきだした。うまははやく、ひつじやとりもきゅうでんをめざした。さいごにいのししも「もうとっしん」しました。

ねこは、ねずみにだまされて、はしゃぎ、とびはねたりし、歌っていたりと油断し、みんなが門の中にはいったあとの正月二日についてしまい、ねずみにだまされたことに気ずいたのです。ねずみが一ばんにで王冠をかぶりました。

それ以降、ねこはねずみをおいかけまわしています。
門に入るときねずみは牛のあたまからとびおり一番になったそうです。

「なあーに、一ばんにならなくても十二ばんまでに、はいればいいんだ」うしはあわてて、かけだすでもなく、ねずみにどなるでもなく、のったら ゆったら、もんをくぐっていった。それで 二ばんめになったそうです。
昔話は良いお話がおおいですね!


