月刊絵本11月号ひまわり版の紹介
すずき出版の月刊絵本11月号の紹介です。年少・年中・年長のクラスで採用されている月刊誌で毎月園様へお届けしている絵本です。先生がクラスで園児に読み聞かせの時間を取り、生の声で園児に読んであげています。その後自分で読んだり、自宅に持ち帰りお母さんに読んでもらえる、貴重な時間となっています。今回の絵本はインドの古い時代に語り伝えられた説話を集めた「ジャータカ物語」の中に収められている有名なお話のひとつです。
ジャータカより 西本啓介/文 剣持晶子/絵


目の見えない母親のために必死でつくしてきた心やさしい白いぞうは王さまをいましめるために、わざとつかまってしまいます。しかし白いぞうは決して食べ物を口にしません。なぜ食べないのか、そのわけを知った王さまは白いぞうを開放し、そのやさしい心をみんなに伝えるため白い姿の白いぞうの姿を石像として残します。そのあと、まいとし秋になるとみやこのひとびとはいしおぞうをかこんでぞうまつりをするようになったそうです。インドでぞうをたいせつにしているにの少しわかるお話です。
やさしいこころのこもった。ジャータカ絵本の説話でもあります。